・牛五郎さん(牽牛)
・はた子さん(織女)
・ラム
・諸星あたる
・面堂終太郎
・コースケ
・コースケの彼女
銀河テレビ小話 赤い七夕
するめ
アイテム 卓上打算機
場所 ・区民プール ・喫茶店 烏賊区蝶 ・遊園地 怪奇コースター
ラムがスルメを食べながら、銀河テレビ小話「赤い七夕」を見て、自分もあたるとデートがしてみたいと 思う。ラムはもしデートをしてくれなければ、宿 題を教えてやらないと言って、あたるにデートを承諾させようとする。あたるは、ラムが超能力を使わず、地球の女の子のようにしているならば、という条件を 出してデートに応じる。
ラムはオレンジジュースを飲みながら、テレビで高校野球を見ていて、彼らとあたるとが、ぜんぜん違う と嘆く。試合の後、青春心理学者の伊藤先生の番 組が始まり、「だいたいやね・・・・・一度のデートもなしに一緒に住むなんて考えられない。もしあったとしたら、それは異常ちゅうもんやで!!」と叫ぶの を見て、ラムはあたるとデートしてみたいと思う。
この回のテレビは、「間違い探し」がキーワードになっていたようです。
ピーロロ学園の鳥山選手 ヘルメットのイニシャルがPではなくYになっている。 |
大金井高校 布山選手 ヘルメットのイニシャルがOではなくHになっている。 |
Y.M.O(Yellow Magic
Orchestra)のレコードと思われる が、Y.M.Cとなっている。 但し、流れている曲はYMOではないようだ。 |
使用前 ← 使用後 → |
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YMO 1980年 TBS |
YMO 2001年 NHK BS |
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使用前 ← 使用後 → |
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坂本龍一 高橋幸宏 |
坂本龍一 高橋幸宏 |
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使用前 ← 使用後 → |
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細野晴臣 |
細野晴臣 |
VOLUMEとあるべき表示が、VOLOMEとなってい る。 |
本来、烏賊区蝶(いかくちょう)とあるべきところが、 烏(カラス)が鳥(トリ)になっている。 賊(ぞく)の戎の部分が戒になっている。 蝶の「世」の部分に、草冠がつき、葉になっている。 |
レストランの内部は、鏡文字になっている。 | 反転すると、IKAKUCHO ときちんと書かれている。 |
青春心理学者の伊藤先生 |
評論家の竹村健一 アニメでは、パイプを左手に持っているが、 竹村健一は大抵右手でパイプを持っている。 |
どこのチャンネルかは忘れたが、以前とても不思議な番組を見
たことがある。それは、竹村健一 を皆でこき下ろすという番組だった。VTRでいろいろな有名人が登場し、竹村健一のことを語るのだが、 そのほとんど全ての人が、竹村健一の悪口を言うというものだった。しかもゴールデンタイムの番組 だった。一体あの番組はなんだったのだろうか? このころは、竹村バッシングが過ぎて、復活した時期だろうか? そういえば、湾岸戦争の時も、竹村健一の番組に、中東の専門家二人がゲストでやって来たのだが、 竹村健一をさんざん馬鹿にして帰って行った。あの中東の専門家は一体なんだったのだろうか? |
あたるとラムは、クラスメートのコースケのカップルと出会いダブルデートをすることにする。そして四 人はレストランへ行くのだが、あたるは、ラムが 食事のマナーを知らないだろうから、コースケの彼女の真似をするようにと言う。ラムはあたるの言う通りに、コースケの彼女の真似をするのだが・・・コース ケの彼女は、「聖なる胃袋」という異名を持っていた。
この話は、「本膳」という落語からとられています。
食事の作法は難しいもので、かしこまった席ではなおさらのことだ。
さて、熊さん、八さん、それに留さんが、長者の息子の結婚の席に呼ばれた。
長者の息子の婚礼とあっては、いろいろとマナーもうるさいだろうが、貧乏長屋の三人にそんな知識があるはずがない。こういうときはご隠居に相談するのが
一番と、ご隠居の家に押し掛けた。しかしご隠居がマナーを教えても、三人は覚えられない。そこでご隠居は、自分も一緒に行くから、自分の真似をしなさいと
三人に言う。
さて、婚礼の日がやって来た。
ご隠居の真似をして、挨拶、祝辞をつつがなくこなしてきた三人。いよいよ後は食事を残すだけ。さすがに長者の食事。運ばれてきた料理も普段三人が口にし
たこともないようなものばかり。どうやって食べればいいのか、何から手をつけていいのかも分からない。それでもご隠居を見て、なんとか真似をする。食事は
進み、ご隠居が里芋に手をつけた。
と、その時、里芋は、ご隠居の箸から滑り落ち、ころりと畳の上を転がった。それを見ていた三人は、同じように里芋を畳の上に転がす。ばつが悪くなったご
隠居が咳払いをすると、三人も咳払いをする。たまらずご隠居が、横にいた熊さんの脇腹をつつくと、熊さんは隣の八さんをつつき、八さんは留さんをつつく。
一番端にいた留さんも同じように隣をつつこうとして、自分のこぶしを見つめながら、「ご隠居、このゲンコツはどうすればよいので?」
これに似た話は、西洋にもあります。
一度でよいから神父の真似をしてみたいと思っていた農夫は、神父に化けると、説教壇に立って、教区
の人々にこう言った。
「今から聖なる儀式を執り行いますから、皆さんはわたしの真似をしてください」
と、その時、香炉から火種が落ちて、農夫のブーツの中に入った。農夫は熱さのあまり足踏みし、床を転げ回った。これを見た教区の人々は、彼の真似をしなけ
ればならぬと思い、一斉に足踏みして、床を転げ回った。
ある日のこと、貴族の親子が王様の夕食会に呼ばれた。しかし貴族の息子はがさつ者で、食事の席で父
親に暴言を吐いた。すると父親は息子の耳をした
たかに叩いた。がさつ者の息子もさすがに自分の父親に仕返しするわけには行かず、隣にいた紳士の耳を殴った。するとその紳士もその隣の男の耳を叩いた。こ
うしてびんたは順繰りに送られ、王様の護衛の兵士が叩かれた。兵士はその手を隣の者に振り下ろそうとした。しかしそれは王様だった。兵士は仕方がないの
で、受け取った相手にまた送り返した。
2003/10/13
この絵を見て僕はすぐに気づきました。それは、
「作者の高橋留美子氏は、漫画を描くときに・・・スルメを食べてい
る!」
ということです。
では、なぜ、高橋氏はスルメを食べるようになったのでしょうか・・・・?
それはズバリ、
「サザエさんの作者の、長谷川町子の影響!!」
少年サンデーにこの話が掲載されたのは、1980年なのですが、この一年
ほど前に、NHKの朝のテレビ小説で、「マー姉
ちゃん」が放映されていました。(最高視聴率:49.9%)
これは、長谷川町子の半生を綴ったものなのですが・・・・その中で、長谷
川町子は、漫画を描く時に、「するめを食べて、
腹痛を起こした。」というエピソードがあるのです。このエピソードは、「マー姉ちゃん」の原作の、「サザエさんのうちあけ話」にも出てきます。(この本も
当時大ベストセラーとなった。)
この影響で、高橋氏は、漫画を描くときにスルメを食べるようになり、そし
て、高橋氏の分身としてラムちゃんに、スルメを
食べさせたのです。
とまあ、推理してみましたが、九分九厘は当たっていることでしょう。名探
偵コナンに負けぬほどの名推理。
ちなみに、銀河テレビ小話は、NHKの「銀河テレビ小説」
のことです。そして、「赤い七夕」は、大映テレ
ビが世に送り出
した、赤いシリーズのことです。この頃は、「赤い魂」という番組が放映されていたようです。
参照サイト 赤
いシリーズ
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