突然俺の妹がらんま2分の1を買出し。誇らしげに俺に語る。そもそも、
半破廉恥で2流漫画家の高橋留美子の本なんか誰が読むかと思っていたが妹があまりにオモシロそうに読むので、読むことにする。 意外や意外で、らんま2分の1はお世辞を言うわけではなく面白かった。うる星やつらがオモシロクなかった記憶が強かったが、まだガキだった俺にはオモシロ さがわからず、こんなのは頭が痛くなるぬーべと同レベルと真剣にそう思っていた。 その後、高橋留美子の人間味があるストーリーと強烈なキャラに俺は磁石の異極の様に引かれる。特にあまり縁がなかったうる星やつらは、ケーブルで時々再放 送していて、悪夢にうなされるような奇妙な話があんなに奥が深いということに仰天する。高橋留美子というのは超1流の漫画家なんだろうとつくづく思う。 2008/05/26 |