らんま1/2 良牙とムースの協力


2007年08月15日

らんま1/2 18.06 噴き出す罠 高橋留美子 小学館
らんま1/2 18.06 噴き出す罠 高橋留美子 小学館

らんま1/2 18.06 噴き出す罠 高橋留美子 小学館
 
らんま1/2 18.06 噴き出す罠 高橋留美子 小学館

このように、互いの欠如を補い合って、危機を脱け出そうとする話は、次のような西洋の話が有名です。

盲人と足の悪い人

 悪路に阻まれた盲目の人が、ある男と出会い、ここから助け出してくれるようにとお願いした。するとその男が言った。
「とても無理だ。俺は足が悪いので自分で歩くのも大変なんだよ、君の方が、頑強そうじゃないか」
 すると盲目の人が言った。
「確かに、私は頑強です。しかし目が見えないのです」
「じゃあ、俺たちは互いに助け合えばいいんじゃないか。俺は君の目の代わりをするから、君は、俺を担いで歩いてくれ」
「そいつはいい考えですね。共に協力し合いましょう」

 こうして、二人は協力し合って、悪路を脱出することができた。

このように、互いの欠点を補い合い、一心同体として行動する話は、たくさんあると思いますが、よくあるパターンとしては、身体が小さいが頭の良い兄を、身 体は大きいが頭の弱い弟が肩に乗せているというものです。そしてこの場合、頭のよい兄は、頭の弱い弟に色々な指示を与えます。

考えてみると、このシチュエーションは、マジンガーZ を パイルダー オンして操縦する兜甲児 (かぶとこうじ) のようなものですね。まあ、ロボットに限らず自動車の運転も似たようなものかもしれません。でも、最近はカーナビのおかげで、車に指示されたりしています が・・・

良牙とムースの場合、互いの欠点が相互に作用して、うまく目的地へとたどり着くわけですが、今回の18巻の話は全体的に・・・それぞれの思惑は違うもの の、見かけ上は連帯する。というようなことがテーマになっているのかもしれません。


銀魂 77話 「昨日の敵は今日もなんやかんやで敵」
空知英秋 テレビ東京

銀魂77話 「昨日の敵は今日もなんやかんやで敵」
腕の使えない神楽と、足の使えない沖田総悟の協力
2007/10/16追加

リンク
らんま/考 しのぶとラムの合体


コメント:
グラップラー乱馬さん
2007/08/16 15:32:32
良牙がまともだったら目的地にはたどり着けなかったでしょうなw両方とも欠点があったからこそですね。けがの功名ってやつですか?ww

服部
2007/08/17 05:33:51
グラップラー乱馬さん、コメントありがとうございました。
まさにその通りですよね。(^^)
良牙とムースは互いに間違った方向へ導いているために、却って正しい方向へ向かうという・・・ギャグ漫画の王道ですよね。(^^) そして互いに自分は正 しいと確信しているところが、面白いですよね。(^^)


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