らんま1/2 グルメ・デ・フォワグラ の片鱗


2006年09月01日

らんま1/2 16.11 必殺! グルメ・デ・フォワグラ 
高橋留美子 小学館

らんま1/2 16.11 必殺! グルメ・デ・フォワグラ 高橋留美子 小学館

らんま1/2 17.02 必殺技完成? 
高橋留美子 小学館

らんま1/2 17.02 必殺技完成? 高橋留美子 小学館

グルメ・デ・フォワグラは、敵の知らぬ間に敵の口の中に、目にもとまらぬ速さで、自分の食べ物を押し込んでしまうという技なのですが、さて、らんまがこの 技の片鱗を最初に垣間見たのはいつだったのか? と言いますと・・・それはもしかすると、博奕王キングとの闘いの中だったのかもしれません。

らんま1/2 15.07 逆転ギャンブラー 高橋留美子 小学館
らんま1/2 15.07 逆転ギャンブラー 高橋留美子 小学館


らんま1/2 グルメ・デ・フォワグラの正体


2006年09月06日

先にも見たように、グルメ・デ・フォアグラは、知らぬ間に相手の口の中に自分の食べ物を詰め込んでしまうという技なのですが・・・
この必殺技を考え出したのは、小さな口(プチ・ブーシュ)という者たちでした。

らんま1/2 16.11 必殺! グルメ・デ・フォワグラ 高橋留美子 小学館
らんま1/2 16.11 必殺! グルメ・デ・フォワグラ 高橋留美子 小学館

これらのことは、日本の民話などに出てくる次の話を想起させます。

食わず女房
あるけちな男が、口の無い女房が欲しいと言っていると、本当に、口の無い女が嫁にしてくれとやってくる。男はこれは願っても無いことだと言って、その女を 嫁にする。
しかし、その女を妻に迎えてからというもの、みるみるうちに、米が無くなって行く。そこで男は隠れて女の様子をうかがってみると、女は頭の後ろにある巨大 な口に、握り飯を詰め込んでいた。

この話は、「らんま1/2 連獅子」で紹介した、「二口女」の類話なのですが、筒井康隆の小説にも、地球人と外見のよく似た宇宙人・・・しかし本当の口はお腹についていた。という話 がありした。

水木しげるの妖怪文庫 (二) 二口女(ふたくちおんな) 河出書房
水木しげるの妖怪文庫 (二) 二口女(ふたくちおんな) 河出書房

らんまに出てくる、小さな口(プチ・ブーシュ) は、頭の後ろではなく、敵の大きな口に食べ物を詰め込むのですが、モデルは「食わず女房」であるように思えます。

リンク
らんま/考 連獅子 


コメント:
春華さん
2006/09/08 23:29:24
二口女の話、ぬ〜べ〜で見たことあります(’▽’*)
確かにここから来てそうですね!

グルメ・デ・フォアグラの極意が明かされたときは
すごい驚いたというか感心しました
ピコレットの口にも驚きましたが笑
口が大きいというか口まわりの皮が
すごい伸びてるんですよねあれは?笑
あと舌…笑

あれは妖怪の域ですよね
モデルが二口女ですもんね
なるほど嫁不足も納得です笑

服部
2006/09/09 02:09:41
らんまが、日にごとにやつれて行くというのが、不気味というか、なにか言いようのない不安をかもしだしていましたよね。(^^)
グルメ・デ・フォワグラの極意が明かされるまでは、本当にスリリングでした。(^^)

この話は、「あしたのジョー」の力石徹との対戦の、オマージュにもなっているようなので、らんまのやつれた姿は、力石徹の減量でやつれ果てた姿とも重なり ます。(^^)

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