らんま1/2 ペンギン湯 VS 絶叫大虎湯!


2006年05月02日

らんま1/2 16.07 遥かなるゴール 高橋留美子 小学館
らんま1/2 16.07 遥かなるゴール 高橋留美子 小学館

らんま1/2 16.07 遥かなるゴール 高橋留美子 小学館

にこにこペンギン湯
が・・・極寒の水風呂だというのは、察しがつくのですが・・・

らんま1/2 16.07 遥かなるゴール 高橋留美子 小学館

らんま1/2 16.07 遥かなるゴール 高橋留美子 小学館
では、絶叫大虎湯が・・・・なぜ日本酒の熱燗かと言いますと。

ひどく酔っ払うことを、「虎になる」あるいは、「大虎になる」と言います。普段はおとなしい人でも、酔うと、虎のように凶暴になるというような意味がある のかもしれません。

諺に、「時に遇えば鼠も虎となる」というのがありますが、これと多少は関連があるのかもしれません。そういえば、この諺について、「鼠は遺伝子レベルで は、絶対に虎にはならない。」というような面白い突っ込みをしているのを見たことがありますが・・・・(^^)
遺伝子レベルでは無理でも、インドの聖人ならば、鼠を虎に変えるくらい何でもないようです。

インドの昔話

 ガウタマ大仙の修行の森に、マハータパスという名の聖者がいました。その聖者は、庵の近くでカラスの口から鼠の子が落ちて来たのを見つけました。そこで 情け深い聖者は、鼠を養いました。ところがその鼠を食べようと、猫が狙っているのを聖者は見つけました。そこで聖者は苦行の力でその鼠を猫にしました。そ の猫は犬を恐れました。それで猫は犬に変えられました。犬は虎を大変恐れました。そこで犬は直ちに虎にされました。ところが虎になっても、聖者はその虎を 鼠と同じように扱いました。人々はその聖者を見ると皆、
「この聖者が鼠を虎に変えたのだ」
と言いました。これを聞いた虎は悲しくなって次のように考えました。
「この聖者が生きている間は、俺の素性についての不名誉な話はやまないだろう」
こう考えて虎は聖者を殺しに行ったのです。聖者はこれを知ると、虎を再び鼠に変えてしまいました。

先の諺も、案外こういった昔話と関係しているのかもしれません。

らんま1/2 16.07 遥かなるゴール 高橋留美子 小学館
乱馬の場合は、かー と寝てしまっているので、これは泥酔ですね。
ちなみに、泥酔(でいすい) の泥(デイ)の字は、泥(どろ)のことではなく、中国の南海に棲む軟体動物のことだそうです。人の酔った姿が、デイという軟体動物に似ているところから、 泥酔という言葉ができたようです。

酒好きの李白(りはく)の漢詩に次のようなものがあります。

襄陽の歌 李白

落日没せんと欲すケン山の西
倒(さかしま)に接籬(しょうり)を著(つ)けて花下(かか)に迷う
襄陽の小児 斉(ひと)しく手を拍(う)ち
街をさえぎり争って唱うハクドウテイ
傍人 借問(しゃくもん)す 何事を笑うと
笑殺(しょうさつ)す 山公(さんこう)酔いて泥に似たるを
・・・・・

酒を呑んで酔っ払うと、虎になったり、泥になったりと色々と変身するようです。

参照リンク
襄陽の歌
http://home.att.ne.jp/wave/ayumi/SakeLave/Li_Po13.htm


コメント:
乙葉さん
2006/05/09 18:01:00
このお話好きなんですよww
お酒に酔ったシャンプーが可愛くて(((*^ω^*)))

服部
2006/05/09 21:32:18
シャンプーが ずん ずん ずん ずん くす くす くす
といって、近づいてくるのがとても可愛いですよね。(^^)

HOME    FRAME

inserted by FC2 system