らんま1/2 

伝説の大技、大岡裂き!


2006年04月28日

らんま1/2 16.06 最後の選択 高橋留美子 小学館
らんま1/2 16.06 最後の選択 高橋留美子 小学館

ムースによると、あかねとシャンプーによる乱馬の引っ張り合いは、伝説の大技、大岡裂き(おおおかざき)であるという・・・

日本の江戸時代・・・子供をとりあう二人の母親がいた・・・
互いにゆずろうとせんので時の名奉行大岡越前が、ひっぱりっこして、勝った方が母でござ候あっぱれ!

だが、母の力は強し! 子供はまっぷたつに裂けてしまったという・・・。

まあ、日本では知らぬ者はない有名な話ですが・・・(^^)
実はこれに似た話は、旧約聖書にもあります。

旧約聖書 列王記上3.16−28
16 そのころ、ふたりの遊女が王のところに来て、その前に立った。

17 ひとりの女が言った。「わが君。私とこの女とは同じ家に住んでおります。私はこの女といっしょに家にいるとき子どもを産みました。 18 ところが、私が子どもを産んで三日たつと、この女も子どもを産みました。家には私たちのほか、だれもいっしょにいた者はなく、家にはただ私たちふたりだけ でした。19 ところが、夜の間に、この女の産んだ子が死にました。この女が自分の子の上に伏したからです。

20 この女は夜中に起きて、はしためが眠っている間に、私のそばから私の子を取って、自分のふところに抱いて寝かせ、自分の死んだ子を私のふところに寝かせた のです。 21 朝、私が子どもに乳を飲ませようとして起きてみると、どうでしょう、子どもは死んでいるではありませんか。朝、その子をよく見てみると、まあ、その子は私 が産んだ子ではないのです。

22 すると、もうひとりの女が言った。「いいえ、生きているのが私の子で、死んでいるのはあなたの子です。」先の女は言った。「いいえ、死んだのがあなたの子 で、生きているのが私の子です。」こうして、女たちは王の前で言い合った。

23 そこで王は言った。「ひとりは『生きているのが私の子で、死んでいるのはあなたの子だ。』と言い、また、もうひとりは『いや、死んだのがあなたの子で、生 きているのが私の子だ。』と言う。」 24 そして、王は、「剣をここに持って来なさい。」と命じた。剣が王の前に持って来られると、

25 王は言った。「生きている子どもを二つに断ち切り、半分をこちらに、半分をそちらに与えなさい。」

26 すると、生きている子の母親は、自分の子を哀れに思って胸が熱くなり、王に申し立てて言った。「わが君。どうか、その生きている子をあの女にあげてくださ い。決してその子を殺さないでください。」しかし、もうひとりの女は、「それを私のものにも、あなたのものにもしないで、断ち切ってください。」と言っ た。

27 そこで王は宣告を下して言った。「生きている子どもを初めの女に与えなさい。決してその子を殺してはならない。彼女がその子の母親なのだ。」

28 イスラエル人はみな、王が下したさばきを聞いて、王を恐れた。神の知恵が彼のうちにあって、さばきをするのを見たからである。


さらに、似た話は、仏教の説話にもあります。大岡越前の話は、仏教系統の説話が中国に渡りそれが日本に伝えられたもののようです。


コメント:
乙葉さん
2006/04/29 17:06:12
赤ちゃんがまっぷたつに裂けてしまったお話しってます(´・∀・`)
有名ですよね((((((´・ω・`;))))

服部
2006/04/29 22:03:52
乙葉さんもご存知でしたか。(^^)
この技は、余りにも残酷だということで・・・明治政府になってから禁止令が出たそうです・・・ってな・・・(^^)


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