らんま1/2 13.01 伝説の邪灸 高橋留美子 小学館
らんま1/2 13.02 最弱の男 高橋留美子 小学館
乱馬は、八宝斉に、貧力虚脱灸(ひんりききょだつきゅう)をすえられて、力を奪われてしまいます。そして、乱馬が弱くなったことを知った者たちが、かさに
かかって、乱馬に襲い掛かります。
このプロットは、「時計じかけのオレンジ」を想起させます。
時計じかけのオレンジ
監督:スタンリー・キューブリック
悪逆非道の限りを尽くしてきたアレックスは、仲間の裏切りにより、捕まって投獄されてしまいます。しかし彼は、2週間で出所できるという「特別更正プログ
ラム(洗脳プログラム)」に自ら志願します。こうしてアレックスは自由の身となるのですが、特別更正プログラムのために彼はあらゆる暴力を拒絶することに
なり、彼を憎む人々の憎悪に晒されることに・・・
参照
「うる星やつらの博物誌」幸せの黄色いリボン
http://www.geocities.jp/urubosi82/txt/01_16.html
また、うる星やつら ワイド版 13.18 のサブタイトルは、「電気仕掛けの御庭番」です。
相手が、弱ったと見ると、かさにかかって叩くというのは、まるで、現在のマスコミのようですが・・・・ところで、この「貧力虚脱灸」の原型は、「ラム星の
お灸」ではないかと思います。
うる星やつら ワイド版 12.18 飛んでけ!肩こり 高橋留美子 小学館
あたるは、ラム星のお灸をすえられ、デビルマンのような翼が生えます。空が飛べるようになったあたるは、飛べることをいいことに、悪戯の限りを尽くしま
す。ところがあたるの肩こりがとれると同時に、翼もどこかへ飛んでいってしまいます。・・・さて、翼のなくなったあたるは、どうなるか?・・・というとこ
ろで話は終わります。
そういえば、超人ロックという漫画にも、特殊なアーマーを着ていた無敵の兵士が、動けなくなり、それまでさんざん苦しめてきた民衆に殺される。という話が
ありました。
キューブリック監督の映画や早川文庫の「時計じかけのオレンジ」では、原作の最終章の部分がカットされているそうです。どうやら原作者はこのことを、不本
意に思っているようです。くわしく知りたい方は、次のページをどうぞ。
時計じかけのオレンジ第21章翻訳
http://www.geocities.jp/horrorshowguilty/cw21/cw21j.html