らんま1/2 12.11 愛のさば折り
高橋留美子 小学館
滝の裏側に空洞があり、そこから表側を見ることのできる滝を、「裏見の滝」と言います。
日光の「裏見の滝」は昔から有名で、松尾芭蕉も奥の細道で立ち寄り、俳句を詠んでいます。
奥の細道 (六) 松尾芭蕉
廿余丁、山を登つて滝有。岩洞の頂より飛流して百尺千岩の碧潭(へきたん)に落ちたり。岩窟に身をひそめ入りて、滝の裏よりみれば、うらみの滝と申伝え侍
る也。
暫時は滝に籠るや夏の初 (しばらくは、たきにこもるやげのはじめ)
滝の裏側が洞窟のようになっているというのは、冒険活劇などにはよくある設定です。ジュラシックパーク2
でも、ティラノザウルスに襲われた一行が、滝の中に逃げ込むというシーンがあったと思います。