らんま 1/2 10.10 突撃! ランチタイム 高橋留美子 小学館
紅つばさは、ゴミ箱の中で、「本当はらんまが可愛かったので、意地悪をしたのだ」と告白するのですが、これは、グリム童話の「ガチョウの番の女」という話
を想起させます。
お姫様がある城へと輿入れするとき、悪い侍女がお姫様に成り済まし、お姫様はガチョウの番人にさせられてしまいます。・・・王子の父王がそのことに気づい
て、お姫様に、本当のことを言うようにと迫ります。しかしお姫様は、そんな愚痴のようなことは言えないと答えません。すると、父王は、「ではストーブの中
に入って話しなさい。」ということで、お姫様は、「ストーブ」の中に入って、真実を告白します。