らんま1/2 格闘歌かるた


2005年09月15日

格闘歌かるた
「らんま[1/2]」格闘歌かるた

平将門(たいらのまさかど)の側近らによって、平安時代に確立されたという、格闘かるたの秘伝書が、九能家の蔵から見つかった。というところから、「格闘 歌かるた」は始まるのですが、しかしこの時代考証はちょっと・・・・

カルタは、戦国時代になってから、イエズス会の宣教師が持ち込んだものですから、平安時代にはカルタはありませんでした。

平安時代の後期にも、ハマグリの左右の貝殻に、和歌の上の句と、下の句を書いて、それを当てる。というような遊びがあったのですが、これは、「貝合せ」あ るいは、「貝覆い」というもので、・・・これが後に「歌カルタ」となります。

貝合わせ みかわ工房



そういえば、NHKの大河ドラマの「義経」にも、安徳天皇の遊び道具として、ハマグリが出てきました。源氏に破れて都落ちをしているときに、

安徳天皇
「この貝には、絵が描かれていない」
時子
「戦いの際に、絵の描かれたものは、なくなってしまいました。これは、家来が海岸から拾ってきたものでございます」

なかなか泣かせる話でした。

カルタ(Carta)は、ポルトガルやイタリアの言葉ですが、英語で言うカード(Card)のことです。ですから、イタリア版の「カードキャプターさく ら」の主題歌は、

Pesca la tua carta Sakura
(サクラあなたのカルタを取りなさい)

となっていたりします。

参照サイト
Sigle Sakura
イタリア版 カードキャプターさくら 
この題名は、Sakura, la partita non è finita 

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